昨日ふと思い出しては車のアンテナを伸ばし聴くともなくラジオに耳を傾け、退屈な帰り耳慣れないサウンドをエアチェックしていましたところ、
おお、これは何と恐ろしい魔界のリズム、宇宙と会話をするような渦巻くロック。
確かにパーソナリティーは片言ではあるものの、横文字付近やや流暢に“ボンジョビ”と言うではないか。
ちょうど車は完全に山奥へと差し掛かり、フレーズがカットアウト。
種を明かせば、何でもない事が幸せだったと思う。
電波によるワウンドが絶妙にサウンドを50%ONに割増せ、かつて高松リッキーのPA君がTHEMをdub tuneさせてたのより揺れが半端ないではないか。
新しいサウンドはこうしたアハ体験から生まれるのだとビートルたちが示したように、やはりビッグネームが牽引してくれるのは若いアーティストにとって刺激になるはず。
今すぐ、お気に入りの楽曲をカセットテープに録音し、ややテンションが掛かるように再生し、CDに録音してみよう。
オリジナル・サイケ・ミックスの出来上がり。
二度とは戻れない夜